ハリーポッターシリーズを振り返り!(死の秘宝)

ハリーポッター

分霊箱を破壊する旅に出るハリー

偽物にすり替えられたスリザリンのロケットを探しだすハリー

ハリーはロン、ハーマイオニーとともに分霊箱を探す旅に出ます。

まずは偽物にすり替えられた”スリザリンのロケット”を探しに行きます。しもべ屋敷妖精のトビーの力も借りて、スリザリンのロケットが今は魔法省にあることを突き止めます。

何とかスリザリンのロケットを手に入れたハリー達でしたが、破壊する術がありませんでした。破壊するために秘密の部屋でバジリスクを倒したときに使った”グリフィンドールの剣”を探す旅に出ます。

ある森でハリーは雌鹿(めじか)の守護霊に導かれます。守護霊についていくと、そこにはグリフィンドールの剣がありました。ハリー達はグルフィンドールの剣を手に入れ、スリザリンのロケットを破壊することにも成功します。

ヴォルデモートは最強の杖、ニワトコの杖を探す

ヴォルデモートはハリーに打ち勝つため、最強の杖と言われる”ニワトコの杖”を求めていることも旅の途中で知りました。同時に、ニワトコの杖のほかに、死者を蘇らせる”蘇りの石”、体を隠す”透明マント”の3つを死の秘宝と呼び、この3つを集めると死を制する者になれることを知ります。

出典:公式サイト

ヴォルデモートはニワトコの杖を生前のダンブルドアが保持していたこと、その杖は今もなおダンブルドアの亡骸とともに保管されていることを突き止め、とうとうニワトコの杖を手に入れます。

デスイーターに捕らわれるハリー

旅の途中、ハリー達はデスイーターに捕らわれてしまい、マルフォイ一家が住む館に連れていかれてしまいます。そこでベラトリックスになぜグルフィンドールの剣を持っているのか、厳しく問い詰められます。ベラトリックスはこの剣が魔法使いの銀行”グリンゴッツ”の自分の金庫に隠されていると思っていたからです。

ドビーの力を借りて、マルフォイの館から辛くも逃げることに成功しますが、その途中ドビーはベラトリックスによって殺されてしまいました。

新たな手掛かりを見るけるためにグリンゴッツに忍び込む

グリフィンドールの剣を奪われたと思ったベラトリックスの動揺を見て、ハリーは分霊箱の一つがグリンゴッツのベラトリックスの金庫に隠されていると予想し、グリンゴッツの金庫に忍び込むことにします。

案の定、ベラトリックスの金庫には分霊箱の一つ”ハッフルパフのカップ”がありました。

ハッフルパフのカップを持ってグリンゴッツから逃げ出すことに成功しますが、その代償にグリフィンドールの剣を失ってしまいます。

逃亡のさなかハリーは、ヴォルデモートが分霊箱を壊されて怒り狂っていること、残りの分霊箱が“レイブンクローに関するもの”とヴォルデモートが飼っている巨大な蛇【ナギニ】であることを、ヴォルデモートの繋がりを通して知ります。

ホグワーツに乗り込むハリー

残りの分霊箱を破壊するためにハリー達はホグワーツに乗り込みます。ハリーはレイブンクローに関するものを、ロンとハーマイオニーは分霊箱を壊すための手段であるバジリスクの牙を探しに行きます。

それぞれのミッションをクリアした3人はレイブンクローの首飾りを破壊することに成功します。残りの分霊箱はナギニのみになりました。

しかしその間にヴォルデモートの勢力はホグワーツに侵攻してきます。ホグワーツは戦火に包まれてしまい、多くの犠牲者を出してしまいます。その中にはルーピンやロンの兄弟【フレッド】も含まれていました。

スネイプの知られざる過去を知る

ホグワーツが戦場化する中、ヴォルデモートはスネイプを呼びます。ヴォルデモートは手にしたニワトコの杖が自分の言うことをきかない理由を杖の忠誠心がダンブルドアを殺したスネイプに移っているためと考えました。

そのためヴォルデモートはスネイプを殺します。

たまたまスネイプが殺害される現場に居合わせたハリーはスネイプから記憶を受け取ります。その記憶によって衝撃の事実が明らかになります。

スネイプは学生時代、ハリーの母親・リリーに恋心を抱いていました。二人は幼少期をともに過ごし、ホグワーツ入学後も仲良く過ごしていましたが、スネイプがのちのデスイーターたちと交友を深めるにつれて、二人の距離は離れていきました。スネイプはデスイーターの一味になりますが、リリー達がヴォルデモートから命を狙われていることを知ると、ダンブルドアのもとに行き、リリーの命を助けるようお願いしました。

しかし、結果としてリリーは死んでしまいます。ダンブルドアは悲しみに暮れるスネイプにリリーの息子ハリーを全力で守るように命令し、スネイプはそれを受け入れました。その日からスネイプはヴォルデモート側のスパイとして活動するようになりました。

出典:公式サイト

ダンブルドアを殺したものも、二人で事前に話し合われたことで計画的な殺人でした。また、ハリーはヴォルデモートが知らずに作った7個目の分霊箱であることも記憶の中で判明しました。つまり、ヴォルデモートを破滅させるためにはハリーは死ななければならない運命だということです。それを知ったスネイプはハリーは屠殺されるべき豚のように育ててきたのか、と憤慨しますが、それはリリーを亡くして数十年たった今でもリリーを愛している気持ちから出てきた言葉だったのでした。

ヴォルデモートの最終決着に向かうハリー

全てを知ったハリーはヴォルデモートが待つ場所へ一人で向かいます。

ヴォルデモートから死の呪いを受けるとき、ハリーは何も抵抗もしませんでした。

ハリーが目を覚ますとリンボのような場所でダンブルドアが隣にいました。ダンブルドアはハリーの勇気をたたえ、ハリーは生き続けることもここで死ぬこともできると教えます。

出典:公式サイト

ハリーはヴォルデモートとの決着をつけるため、生き続けることを選びます。

ヴォルデモートはホグワーツに出向き、ハリーの死を高らかに宣言します。しかし、生き返ったハリーを見てデスイーターのほとんどは逃げてしまい、その混乱のさなか、ハリー達の親友【ネビル】がグリフィンドールの剣を手にし、ナギニを殺します。

分霊箱がすべて破壊されたヴォルデモートはハリーと一騎打ちとなります。ハリーとヴォルデモートの呪文は互いにぶつかり合いますが、スネイプを殺してもなおニワトコの杖の忠誠心を得ることが出来なかったヴォルデモートは、ハリーの呪文に撃ち負けてしまいます。

そうしてヴォルデモートは完全に破滅され、平和な日常が取り戻されたのでした。

19年後

ホグワーツの戦いから19年後、ハリーはロンの妹・ジニーと結婚し、子供が3人いました。場面はホグワーツの始業式で、長男と次男をホグワーツへ送り届けるところです。

次男はホグワーツの新一年生になります。彼は”スリザリン”に組み分けされたらどうしようか、不安に思っていました。

そこでハリーは息子に名前の由来を教えます。2番目の息子の名前は【アルバス・セブルス・ポッター】。偉大な2人の校長の名前からとった名前で、そのうち一人はスリザリン出身だったことを伝えます。

この言葉を聞いた次男は元気を取り戻し、貴社に乗ってホグワーツへ向かうのでした。

【終わり】

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