ダンブルドアがみぞの鏡を見ると何が写る?

ハリポタ/ファンタビ

賢者の石で登場する【みぞの鏡】。映画では一回しか登場していないですが、ファンタビ2でも登場するなど実は面白いアイテムなんです!

今回はそんな【みぞの鏡】を徹底解説します!

みぞの鏡とは

“みぞの”鏡を逆さ読みすると”のぞみ”鏡と読むことが出来ます。
英語では【Mirror of Erised】と呼ばれており、[Desire]望みの倒語となっております。

この名前の通り、みぞの鏡は見た者の心の一番奥底にある、最も強い「望み」を映し出します。鏡の枠には金の装飾が豊かに施されており、2本の柿爪状の足がついています。枠の上の方には【Erised stra ehru oyt ube cafru oyt on wohsi】と書かれており、こちらも逆さ読みすると[I show not your face but your heart’s desire(私はあなたの顔は写さないが、あなたの心の望みを映す)]と解読することが出来ます。

ハリーがみぞの鏡で見たものとは?

みぞの鏡が登場するのは1作目の賢者の石。

ある日の夜、寮室から抜け出していたハリーは危うく管理人のフィルチに見つかりそうになりますが、空き部屋に逃げ込んだことで、見つからずに済みます。

その逃げ込んだ部屋にたまたま置いてあったのがみぞの鏡でした。

ハリーがみぞの鏡をのぞくと、そこには両親のジェームズとリリーが映っていました。映画では鏡に映っていたのは両親だけでしたが、原作では両親のほかに祖父母や親戚一同が映っていたと描写されています。

次第にハリーはみぞの鏡の虜になっていきます。ダンブルドアはハリーがみぞの鏡に依存し、生きる活力を失ってしまうことを危惧し、ハリーに対して、もう鏡を探しに来ないこと、鏡は別の場所に移動させることを伝えます。

なんで、みぞの鏡から”賢者の石”が出てきたの?

ヴォルデモートは賢者の石を求め、ホグワーツの先生たちが仕掛けた試練をクリアしていきます。最終的にみぞの鏡がある部屋にたどり着きますが、ヴォルデモートはどうすることもできず、立ち往生してしまいます。

ハリーは賢者の石を守るために、ヴォルデモートに追いつきます。

ハリーがみぞの鏡をのぞくと、なんと賢者の石がハリーのポケットの中に現れます!

ハリーは賢者の石を手に入れ、ヴォルデモートから賢者の石を守ることに成功します。

ダンブルドアはみぞの鏡に賢者の石を隠したのですが、賢者の石を求めても使おうとしない者がみぞの鏡から石を取り出せるように魔法を施したのです。

ヴォルデモートは賢者の石を求め、それを使用し復活を目論んでいました。
しかし、針は賢者の石を求めはしましたが、それはヴォルデモートから石を守るためで、使用することが目的ではありませんでした。

なので、賢者の石はハリーのポケットに現れたのです!

【原作だけ!!】みぞの鏡でダンブルドアが見たものは?

原作だけの描写になりますが、ハリーはダンブルドアに対して「先生が鏡を見ると何が映るのか」と尋ねたことがありました。その際、ダンブルドアはハリーに、ステキな靴下を持っている自分が見える、と言いました。ハリーはあとになってダンブルドアが嘘をついていたかもしれないと思いましたが、詮索するのはやめました。

ダンブルドアは本当のことを言わなかったのかもしれない、ハリーがそう思ったのはベッドに入ってからだった。でも……ハリーは枕の上にいたスキャバーズを払いのけながら考えた――きっとあれはちょっと無遠慮な質問だったんだ……

「ハリー・ポッターと賢者の石」より

J.K.ローリングは最後の作品の後で、ダンブルドアが鏡を覗き込んだとき、アリアナもパーシバルもケンドラも戻ってきて、アバーフォースとも仲直りし、家族全員が揃って幸せそうにしている姿を見たのだと語っています。

ダンブルドアは、グリンデルバルドと自分の弟アバーフォースとの戦いの最中に妹が巻き込まれて亡くなったことに、精神的に打ちのめされました。ダンブルドアの深い願望と後悔は、家族に関わることだと明らかになります。

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