ハリーポッターとアズカバンの囚人(3作目)を徹底解説!

ハリーポッター

ハリーの両親が学生時代に親友だった人物が登場

凶悪殺人犯から命を狙われるハリー

ホグワーツの夏休み中、ハリーはダーズリー家で過ごしていました。ハリーはバーノンの姉【マージーおばさん】から両親のことを馬鹿にされます。そんなマージーおばさんと喧嘩をしてしまったハリーはダーズリー家を飛び出してしまいます。

ハリーは”ナイトバス”に乗って、漏れ鍋(魔法族が利用するパブ)に向かいます。漏れ鍋にはイギリスの魔法大臣【ファッジ】が待っており、ハリーに対して「凶悪殺人犯で現在指名手配中の【シリウス・ブラック】がアズカバン(魔法族の監獄)から脱獄した」と聞かされます。ロンの父親【アーサー】からは「シリウスはヴォルデモートの忠実な部下だった。ヴォルデモートを復活させるため、ハリーの命を狙っている」と忠告されます。

アズカバンの看守【ディメンター】

ホグワーツへ向かう汽車の中、ハリー達はディメンターと呼ばれるアズカバンの看守に襲われてしまいます。ディメンターは人間の幸福を餌にし、近くにいる人に絶望と憂鬱をもたらします。彼らは人間の魂を奪うこともでき(これを”キス”という)、キスされた人間は永遠の昏睡状態に陥ってしまいます。

ハリーはディメンターに襲われましたが、偶然同じ汽車に乗り合わせた新たなホグワーツの教師【ルーピン】によって助けられ、キスは免れます。

ディメンターはホグワーツの生徒をシリウスから守るため、学校の周辺を警備することになります。ディメンターは両親を失ったハリーの悲劇に誘われ、ハリーに強く引き付けられるのでした。クィディッチの試合中にもディメンターに襲われ、試合に敗北してしまうこともありました。ハリーはルーピンに頼んで、ディメンターからの防衛呪文”パトローナス”を学び始めます。

父親と友人だったルーピン、シリウス、ペティグリュー

ハリーは自分の父親・ジェームズの学生時代の交友関係を知りました。ジェームズはルーピンや同じ寮の【ペティグリュー】と友人だったようですが、なんとシリウスとも親友だったのです。

ハリーは父親を裏切り、ヴォルデモートに寝返ったシリウスに怒りを覚えます。ペティグリューはジェームズが殺された次の日、裏切ったシリウスを追って捕えようとしたものの、シリウスの反撃にあって殺されてしまいます。

ポッター家襲撃で起こった裏切りの真相が明かされる

ある晩、ハリーとロン、ハーマイオニーはロンのネズミのペット【スキャバーズ】が逃げたのを追って、”叫びの屋敷”にたどり着きます。

しかし、叫びの屋敷にはシリウスが待ち構えていました。

そこでシリウスから真実を聞かされます。ペティグリューは実は生きており、本当の裏切り者はペティグリューだったことが判明します。しかもペティグリューはスキャバーズに化けていたことも判明し、ペティグリューは正体を現します。

シリウスはペティグリューの濡れ衣を着せられただけで、最後までジェームズと親友でした。ハリーはシリウスの無実を証明するためにペティグリューをディメンターに差し出そうとしますが、あと一歩のところで取り逃がしてしまいます。

一度はシリウスはディメンターに捕らえられてしまいますが、ハリーやハーマイオニーの助けで、無事逃亡することに成功します。

シリウスはハリーのよき理解者として後の作品にも登場します。

  • ペティグリューはどこに逃げたのか

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